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もう誰も失うことのないように

第3章 104期訓練兵


『もちろん!まずエレンは力任せにし過ぎだよ。冷静に考える事が必要。ミカサは知り合いだと躊躇するけどそれをしない。アルミンは体力があまり無いから…そうだな…相手がどんな手で来るのか考えてから相手の力を利用すればいい』

アルミン「でもどうやって…?」

確かに相手が何を考え力を利用するなんて難しいだろう

『じゃあ、アルミン私は今からアルミンを殴りにかかる。アルミンはそれを利用して』

アルミン「え!?」

私はスっとアルミンに右手で殴り掛かる

アルミン「っ!(殴られる…!いやでも…力を利用?)」

アルミンは私の手を掴むと足蹴りして宙に投げた
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