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もう誰も失うことのないように

第3章 104期訓練兵


くあっと欠伸が出る

『ん?どうしたの?みんな』

「いや、悪い所とか教えてくれるとありがたいなぁって」

ああ、そういう事か

『いい、まず拳は良かったけど体重が乗り切れてない』

私は立ち上がって男子の体を触る

『ここに力を入れたいならこうすればいい』

「は…え!?」

『腕振ってみて』

ブンッと先程の音とは違い重い音がする

『うん、それから君は踏み込みが甘い』

こうやってと次々にアドバイスをしていく

『こんなものかな?後変な癖がついているからそれを除けば大分体を自分を支配出来るよ』

ミカサ「私も教えて」

エレン、ミカサ、アルミンが居た
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