第3章 104期訓練兵
信用した訳じゃないけど話を聞く価値はある
『それで?』
私は傍にあった木に寄りかかると、アニも同じように私の隣に寄りかかった
アニ「ベルトルトの様子がおかしかったから救助しに行ったら、ブツブツ言っていた声が聞こえたんだ。に嫌われるって…最初は何言ってるのかわからなかったよ。そしたらベルトルト"僕を置いてってくれ"って…当然そんな事出来るわけないから私はライナーに伝える為に馬に乗った。でも安定しないベルトルトを抱えてだったから当然落馬して…その時馬の蹄を見て思い出したんだ…内地で人を何人も潰した事、あんた達の先輩を殺した事。そして…アンタに出会って全て思い出した」
『じゃあベルトルトとライナーは何で良く2人になるの?』
私が感じた疑問をアニにぶつける