• テキストサイズ

もう誰も失うことのないように

第2章 始まり


は1人で木に向かって何かをしていた
それは対人格闘の模擬練習

『ベルトルト、アニ、ライナー』

呼んだ3人の名
そしてキツく前を向いた

『(今は助けてあげられない…)』

【彼等】も守りたいものがあって、そしてそんな危うい存在の【彼等】も守らなくてはいけない

『はは…狂えないなぁ…』

夢なんか捨てて守る事に専念しようとは思う
けれど…

『捨てられない…』

海や氷の大地、炎の水、砂の雪原
グッと歯を噛み締めて再び対人格闘の練習を始め、今度は木をジャンプだけで登る
立体機動装置がない時でも役に立つと思う
/ 48ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp