第2章 day1 「有栖川 帝統」
「っ!おくっばっかりぃ!」
「良いんだろっ!奥突くとすげえ締まるもんなぁ?」
「ちがっ…」
「違わねえなぁ。」
私を二つ折りにするようにしての正常位。
痛いくらいに奥を突かれるけれど、散々愛撫で解された奥は私に快感を与える。
「ごめっなさっ!イくっ!!」
奥を突かれイくと、帝統さんは顔をしかめ動きを止める。
「っ、急に締めんなって…」
帝統さんは一つ息を吐くと、ずるりと陰茎を抜く。
精液にまみれたソレから避妊具を外すと、私は陰茎に舌を這わす。
イったばかりで敏感なソレ。
若い帝統さんの陰茎は再び硬く立ち上がる。
「まだ、時間ありますよ?」
私は仕事の鞄から避妊具を取り出すと、帝統さんに見せつけるようにしながら纏わせる。
「次はどの体位が良いですか?」
正常位に騎乗位。
座位にバックに立ちバック。
脚を広げて、指で濡れた秘部を広げる。
「時間まで、好きにしてください。」
にやり、笑った私の顔が
アメジストの瞳にきらりと光った。