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気まぐれ中・短編集【ONE PIECE】R18

第1章 ローがCPの一員だったら※


「……ロー?」

恐怖と不安が入り交じった声で、ローを呼んだ。

「なんだ。」

「サイファーポールって本当?」

「あぁ。」

「私を捕らえて始末するために近づいたの?」

「あぁ。」

「今までの、たくさんの言葉は……全部私を騙すため……?弄んでたの?」

「そうだが。まんまと作戦に引っかかってくれて助かったぜ。」

「……う…そ…。信じられな…いッ…」

溢れ出る涙が止まらなかった。

(それでも…私はローが…)

「……わかった…ローに始末されるなら、本望よ。ローに…殺して欲しい…」

決意した表情でローを見た。

(…レイラ…そんなことしねェ…もう少し…我慢してくれ…)

「死ぬ前に、最後に抱いてやるよ。」

レイラを抱き上げ、去ろうとするローをステューシーが引き止めた。

「待ちなさいっ!まさか、逃がそうと思ってないわよね?抱くなら、ここでしなさいよ。見ててあげるから!」

「てめェは悪趣味だな…。」

チッ!と舌打ちすると、レイラをコンテナの上に放り投げた。

「…キャッ!」

ローの目が獰猛な獣のようだった。レイラは恐怖で震えた。ローは、彼女を拘束していた手足の紐をナイフで切り、服を思いっきり引きちぎった。

ビリビリッ!!

「……イヤっ!」

「……最後だ、好きに抱いてやるよ。どうして欲しい。」

頬に手を添えてレイラを見つめるローの瞳の奥は、悲しげだ。添えられた手は温かく、優しかった。レイラはローの手に自分の手を重ねた。

「最後なら…激しく抱いて…」

「お望みのままに。」

そう言って、ローは彼女の白く滑らかな首筋に強く吸い付き、舌で舐め上げた。

「…っあッ!」

オレだけのモノ、の証。赤い花びらを濃くつけた。ローが噛み付くように唇を塞ぎ、レイラの小さな舌を絡めとる。次第に奪われていく呼吸。意識が飛びそうな程に熱く熱く与えられたキスだった。スカートを捲り、下着をナイフで切ると、ローは余裕がない、というようにカチャカチャとベルトを外し、レイラの蜜壷に勢いよく突き入れた。

「…ッひぁッ…!」

まだ充分湿り気のなかった蜜壷に、急に与えられた刺激と痛みと恐怖にレイラの瞳から涙が零れた。

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