• テキストサイズ

それいけ信玄さま! *イケ戦*

第4章 けんけんがくがく



山で軒猿相手に斬り合いを楽しんでいたら、あっという間に日暮れとなり、城へ戻った。


「よぅ、謙信。今帰りか?」

「そうだが……何をがたついている」

「なに、大したことじゃない。佐助から新しい流派を習っていたんだ」

「新しい流派だと?」

「あぁ」


佐助のやつ、昼間会ったとき俺には一言も―――――


『ピチャッ、ピチャッ、ピチャッ』


……………あれか。


「くだらん」

「いや、これがまた、なかなかなんだ。健堅派と言うらしい」
/ 50ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp