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桜花繚乱!

第3章 真選組慰安旅行篇




「もう、皆さんなんて知りません!!」
そういって、雪乃は部屋の隅っこに頬を膨らませて座っていた。
「ちょっ、そんな怒んなって!!アレは事故だったんだから!」
「それに、何にも見て無いから!!」
「そうでさァ、だからそんな所でむくれてないで…」
そういって、男達が宥めようとするが一向に雪乃が、許してくれる気配は無い。
「ほら、副長たちもああいってることだし、ね?」
後から来た山崎が雪乃を、落ち着かせるように言う。
すると、雪乃は
「もう、山崎さんだけが頼りです…っ!!」
と抱きついた。
其の様子を見ていた3人は、
(雪乃になんてことを…!!山崎、あいつ後で殺す!!)
と、心に誓ったのだった。

-そうしていると、食事が運ばれてきた。
食事は、豪勢にも海老、蟹と豪華なものばかりだった。
「ほ、ほら!!食事運ばれてきたし、機嫌直して!」
山崎にそういわれて、雪乃は、
「…ま、まぁご飯に免じて許してあげます。決して山崎さんに言われたから許したわけではありませんからね!」
と料理の方へと向かっていった。

因みに、其の時の男達の心情は、
銀時…「つ、ツンデレだとおぉ…っ!?」
土方…「ここで、其の一転したデレは反則だろうが…っ!」
沖田…「ッ…此れは流石に俺でも落ちまさぁ…」
山崎…「料理につられてる…可愛いだろ!!」

そうして、雪乃のツンデレが発覚し、食事の時間、男達はフリーズしながら飯を食べたのだった。
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