第3章 真選組慰安旅行篇
⑨ ~怪談大会~
「じゃぁ、雪乃さんも生きているのでこのまま続けますね。」
「おう、始めてくれジミー。」
そして、山崎の話が始まった…。
「なんか此処、俺だけ短くね?」
『ネタが尽きてきたんだよ、そろそろ。』
「諦めないで作者あぁぁぁ!!」
ある学校の人体模型があった。
其の人体模型は理科準備室にあり、誰も触らない上に見つかりにくい。
其れを狙ってか、ある男子3人が休み時間にプロレス技をかけたり、其の模型に乗ったりしていた。
そして、とうとう壊してしまったのである。
その後、其の3人はやたらと怪我をするようになった。
転んで擦り剥いたという軽度の怪我から酷いときは骨折という重度の怪我まで。
そして、有る時理科準備室の鍵の当番の先生がいた。
模型が壊れたことは知らなかったた。
だから、中へ入って其の模型を見た途端、
「何だこれは…」
と模型を見て驚きの声を上げた。
其の言葉には三つの意味があった。
一つは模型が壊れていたこと。
もう一つは、模型の右腕、右足、左腕が模型の胴体にぴったりとくっ付いていたこと。
-そして、最後は自分のクラスの男子三人は、全員模型の壊れていない所を怪我していた、ということであった。
「という話でしたー…。」
銀時は、
「割と前の話聞いた後だと、怖くなくなってくるな。」
と言った。
沖田と土方も頷いた。
「雪乃さん、大丈夫ですか?」
「この位なら…有難うございます。」
とお礼を言った後、
「では、最後は私の番、ですね…」
と、話し始めた。