唐揚げは好きです!キョンシー揚げはいりません!!!!
第2章 食卓(短編)
今日は何を作ろうかなぁ?
鳥?魚?
あっ、そうだ!!
今日は、先生の大好きな…あれにしよう!!
それからアレも…さっそく買って冷やさないとね
夕ご飯を食卓に並べれば
先生は、いつも声を掛けなくても何処からともなく現れて
定位置である椅子に座る
そして、目を見開いて食卓と私の顔を交互に見た
「ほぉ、今日はまた豪勢な食事だな」
ーそうですか?ー
そう言うと手を合わせ
2人でいただきますをして、お椀を持つ
先生は数あるおかずの中の
ある一品に集中していて…
ーセンセイー
「…なっ、なんだ…」
ーちゃんと野菜も食べてくださいって何時も言ってますよね?ー
「たっ、食べておるわぃ…」
先生は、嫌いな葉野菜をお茶で流し込み
その後すぐに
先生の、大好物であるチャーシューを箸で掴んで、ものすごい勢いでパクッ!
「美味い!!実に美味い!!最高に美味い!!」
(良かった…チャーシューにして…先生喜んでる…お買い得だった葉野菜は噛まずに飲み込んでるけど…食べないよりは…まぁ良いかな)
「どうした…リィは食わんのか?全く箸が進んでおらんぞ?」
食わんのならワシが食ってやっても良いぞ?あっ!チャーシューだけじゃがなって…コラァ!この、食い意地お化け!!
ー食べますっ!!!ー
「何だ…(食ってやろうと思っておったのに)」
ーそんな、露骨に残念な顔しないで下さい(やめて、その膨れっ面可愛いから!)
…ていうか、先生のお椀にまだたくさん入ってるじゃないですか!ー
「コレはコレ!それはそれ!リィのチャーシューをアテに酒を飲もうなどとは一切考えておらんわい」
ーなっ、そんなこと考えてたんですか!酷いー
と言って先生をジトッと見れば
「フンッ…」
ソッポを向いてイジケ始めた
(何あれ?子供か!背中向けて食べてる…)
ーあ、あー、早く食べようっとー(そうだ…今日はこれだけじゃないんだよね〜)
パッとご飯を食べてそそくさと片付けをし
さっき冷たい川の水で冷やしておいた
アレの準備をする
(先生喜ぶかな?)