唐揚げは好きです!キョンシー揚げはいりません!!!!
第3章 雨
私の名前はリンリン
ワンリンリンと言います
私のお父さんとお母さんは
とっても仲良しだから
2人はいつもイチャイチャラブラブしてるんだ
見てるコッチが恥ずかしい\(//∇//)\
でもね…そんな2人が
とても、憧れなの
だって、2人は
家が決めた結婚があったのに
お互いには許婚がいたのに
家も家族も捨てて、2人で生きていくことを決めた
だから
つまりは…駆け落ち…??
そして
私が産まれた
2人は私の憧れ
運命的な感じがするって思うもん
家から街へ出るには
しばらく歩かなきゃいけない
今は母さんはあまり動けないし
父さんだって笠や籠を編んで売りに行ってる
私は、お手伝いと日頃の鍛練も兼ねて街まで買い出しに来ている
山育ちとはいえ、こうも毎日雨続きだと…身体がなまってくる
ー随分と高くなって来たなぁ…お米とお味噌を買ってお釣りが出ないなんて…はぁ〜ー
ため息をつきながらも、崩れないように紐を通してヨッと背中に担いでいると
相変わらず、力持ちだねぇ…お母さんの具合どうだい?
ーこのくらい大丈夫だよ!お母さんの具合は…今日は体調良さそうだったよ〜心配してくれてありがとね、おばちゃんー
いつも、心配して話掛けてくれる商店の女将さんと別れて
私は街を離れた
長雨の影響か
今年は
作物の育ちが良くない…
そして、何よりも
この気温
夏なのに異常な程寒い
作物が育たないと、食べることに困る
それだけで
私たち人間は
生きていけなくなる、弱い生き物
まだ蓄えがあるとはいえ
それも、いつまで持つのか?
ーただいまー
家に帰って荷物を降ろして
水瓶の水を柄杓ですくって
喉を潤していたら
また、アンタは…女の子でしょってお母さんの小言が聞こえた
ーお母さん?起きたの?ー
続けざまに
まだ、横になっていたほうが良いよと言おうとしたら
ゴホッ…ゴホッ…
お母さんの咳き込む音
ー母さん、大丈夫?ー
大丈夫だから…心配いらないわ…それよりも…町はどうだったんだい?