第38章 “またね” ※
もっと啼かせたい。
泣くほど気持ちいと善がらせるほどの悦を味わわせたい。
もう、他に何も与えてやるものか
俺だけを見て、感じろ。
「んっ、ふ、あぁ…あっ」
リヴァイは右の尖端を転がしつつ、左を口に含んだ。
ピチャピチャとわざと音を立てながら舌で捏ね回し、時折吸い上げてやるとますます嬌声は大胆になる。
下へ手を伸ばせば、もわっと湿ったエマの中心部。
膝の間に割り入ろうとすると、エマが自ら脚を開いたので驚いた。
「ハッ、そんなに待ちきれねぇか?」
「あ…あぁ、やだ、わたし…」
潤んだ目をこちらへ向けるだけのエマは、月明かりだけでも分かるくらい赤面している。
「オイオイ無意識かよ…エマ、お前は本当に…」
“いやらしい女になったな”
耳元で囁けば、エマは両手で顔を覆い弱々しくかぶりを振る。
だがそんな否定などたいして意味はない。
なぜなら、エマが本当は何を求めているかなんて、簡単に分かってしまうのだから。
「なぁ…確かめてやろうか?」
低く囁きながら太腿に爪の先を滑らせ、じわりじわりと湿った部分へ近づけていく。
「なに、をっひ、あぁ…」
内腿を辿って足の付け根まで到達すると、スっと手を離した。それを二、三度繰り返すと腰が揺れ出す。
「お前が淫乱かどうかは、お前の躰に聞くのが一番手っ取り早いし間違いがねぇ。」
「あっふ、あん」
腿を行き来しているだけなのに喘ぐエマはもうそれだけで立派な淫乱だと言ってやりたいが、コイツにはもっと分かりやすく示してやる必要があるだろう。
クチュ…
「ああっ!!」
「ビショビショじゃねぇか。それになんだ、この音は」
ピチャッ、ピチャッ、ピチャッ
入口で水溜まりになっている部分を指先で弄ぶと、軽快な水音が鳴る。
「あっ、やだぁ」
「嫌だ、じゃねぇだろ?ここはこんなに良さそうな音鳴らしてるってのに、つまらない嘘は吐くな。」
愛液を塗りつけた中指を割れ目に沿って這わせ、花弁を開いて中の蕾にそっとすり込んでやる。
「あぁっ!だぇあっ!」
数度それを繰り返していくうちに、硬く立ち上がり主張し出すエマの小さな陰茎。
膨張し感度が増したそこがよく見えるように、リヴァイは両手で限界まで花弁を開いてやった。