第22章 制御不能 ※
何度も角度を変えて唇を食むようなキスをしながら、器用に下着を抜き取る。
まだ触ってもいないそこはすでに蜜が溢れていて、下着と秘部の周辺をいやらしくベタつかせていた。
そして蜜を溢れさす蜜口は、そこに質量を埋められるのを待ち望んでいるかのようにヒクついている。
「…………」
他人に飲まされた媚薬のせいでエマがこうなってしまったのは不本意だし許せない。
だけど、切なげに揺れる瞳と大量の蜜を垂らして待ちわびるソコを直視してしまえば、リヴァイの男の部分は実に簡単に反応してしまうのだった。
「指、入れるぞ。」
ツプ…と小さな水音を立てながら白い指が飲み込まれていく。
「ひゃぁぅ!」
それだけで電流のような快感が走り、エマは背中を仰け反らせた。
「まだ入れただけだが…そんなに気持ちいか?」
「あ……あ…動かさないで、くださ…」
怯えるような顔でリヴァイを見つめ、それ以上の刺激はやめてくれと訴えるエマ。
やはりかなり感度は良くなっているらしい。
今まで感じたことのない感覚が怖いのだろうか…
戦慄く姿に行為を中断してやりたくもなるが、薬の効き目が無くなるまで、このまま際限なく湧き続ける身体の疼きを放って置けば、いつまでも発散できない熱に余計苦しむことになる。それも可哀想だ。
そして、それ以上に…
目の前でこれだけ敏感に反応し、素直に快感を欲しがられてしまえばこちらも我慢ならない。
たとえそれが薬のせいだとしても、だ。
「俺に身を任せろと言っただろ?じゃねぇといつまで経っても苦しいままだぞ。」
リヴァイは二本の指を根元まで差し込むと、エマの反応を伺いながらゆっくりと中を掻き回していった。
「あっ!あぁぁ…へいっ……ダメ…ぬいっ…」
「申し訳ないがそれは聞けねぇな。もうダメそうか?」
ゆるゆると指を掻き回しながら出し入れを繰り返しているだけで、ナカはきゅうきゅうと締め付けてくる。
その締めつけで既に限界に達しそうだということが分かると、リヴァイはエマのいい所だけを集中的に擦り出した。