第22章 制御不能 ※

「あっあぁっ！あ゛っ！だめ、だめぇっ！あ゛ぁ！」


敏感な場所を擦り出した途端、聞いたこともないくらいに激しく嬌声を上げ出したエマ。

足をガクガク震わせ、力の入らない指先で必死にソファの布に爪を立てている。


「我慢しなくていい。今は俺しかいないし、ここは壁も厚いからな。声も出したいだけ出せ。」


リヴァイはそう言いながら指の動きを休めることなく、真っ直ぐに快楽の果てへと導いてやると、エマは悲鳴のような声を上げながらあっさりと絶頂を迎えてしまった。


ビクビクと全身を痙攣させながら、陰部からは愛液とは別のサラサラとした液体が飛び散ってドレスとソファを汚した。





「うっ…はぁっ、はぁっ……っく」


こんなに激しくイッたのは初めてだった。

しかも、今までだったら一度イッてしまえば燻っていた熱は多少なりとも落ち着いていたのに、今回はまったく具合が違う。



ま、だ………


こんなにも深い絶頂を味わっておきながら、身体の奥は更なる快感を求めて疼きが止まらないのだ。



もっと気持ち良くなりたい。

もっともっと、強くて深い快感が欲しい。



満足するどころか更に欲深くなっていくエマは、自分を抑制する方法などすでに分からなくなってしまっていた。



「っ…へいちょう……」

「…全然足りてねぇな。」


エマがズブズブと情欲の沼に溺れていく様を見てしまえば、リヴァイの昂奮もさらに跳ね上がり、もっと激しく犯してやりたい衝動に駆られてしまう。


リヴァイはエマの脚を限界まで開き、グショグショになっている陰部に舌を這わせて綺麗に舐めとっていく。
そして同時に、腫れ上がった陰核を指で円を描くようにして素早くこねてやった。



「あぁぁぁぁっ！あっ…」



またすぐに全身が波打つ。二回目の絶頂だ。

だがまだ物欲しそうな顔をしている。


「お前の身体が満足するまで欲しいだけ与えてやる。好きなだけイけ。」


リヴァイはさらに陰核の皮をめくりそこを吸い上げながら、指で再びナカの敏感な部分を擦った。

するとまた大量の潮を漏らしながら、弓なりにしならせた身体を大きく打ち付けるのだった。