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【進撃の巨人】時をかける—【リヴァイ】

第11章 ウォール・シーナにて ※





エマが一際大きな声を出したその時、乾いた音ともに自分の左頬に熱を持った痛みを感じる。


「大人しくしないなら、せっかく前年度より増額した調査兵団の予算、やっぱり減らしちゃおうか?俺なら本気出せばそんなこともできるんだぞ?」


エマは頬を打たれた衝撃とその言葉に身体が動かなくなり、目の前の悪魔のような顔をした男を見上げることしかできなくなった。



「……物わかりのいい子だな。」


男は静かになったエマの髪をひと撫ですると、シャツをはだけさせ、下着をそのまま下へずらし露わになった膨らみを両手で揉みしだき始めた。

両手を解放されたが、エマは抵抗するのを諦めたかのように、その腕は力なく放り投げたままだ。



もしまたこの男の気に触ることをしたら、団長や兵長に迷惑がかかるかもしれない…

二人にこんなことで迷惑を掛けるのだけは絶対に嫌だ。


男の言ったことがハッタリだと疑う余裕もなく、エマは今この場ではこの男の気が済むまで耐える他ないと考えてしまったのだ。




「………」


「あぁ、泣けるほど痛かったか?ごめんな、俺だって手荒な真似はしたくなかったんだ。」



男は同情した顔で言うと、エマの頬に伝った涙を自身の舌で舐めとった。

そしてニヤリと笑みを漏らして

「でも、そうやって泣いてる顔もすげぇそそられる。」

と言うと、今度はエマの胸の突起を何度も舐め上げる。


「…っ………」


エマはその感覚に酷い吐き気をもよおしたが、涙を流しながらただただ耐えた。


そしてふいに男の舌の動きが止んだと思えば、今度はエマのベルトを外しにかかる。



「さて…こっちはどうなってるかな?」


「!!」


男は楽しそうにエマのズボンを脱がしていく。

あっという間に下半身をショーツ一枚にされてしまい、エマの足は反射的に閉じられた。


「それじゃあ見えないだろ?」

男は素早く下着を剥ぎ取ると、無理矢理足を開かせ少し遠目から目を細めて眺める。


「あぁ……いい眺めだなぁ。」


男はエマの痴態を舐め回すように見下ろすと感嘆の声を漏らし、そのまま彼女の秘部へと指を突っ込んだ。




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