年齢=恋人いない歴の私が神様の嫁候補にされてたんだが
第4章 #04
青年は私を両腕できつく抱きしめる。
首筋に頬ずりをする。
青年の吐息が当たる。
私は涙を溢す。
「だめ…怖い…。お願いですから、いい子にしてください…。」
「あ…。ごめん名前。私はなんて事を。」
青年は私の泣く様子を見て、我に返って同様する。
酔っぱらってたわけではなく私に対する感情が高ぶって、してしまった事なのだろう。
そっと私から両腕を離し側を離れる。
「側にいると安らげる。居心地いいから嫌わないで。
いい子にしてるから。」
あまり笑えない私が笑えた。
私は正座になって膝を叩いて
青年を誘導する。
「じゃあこちらへ来て、仰向けになって寝てください。
いい子いい子しましょうね。」
青年は膝枕の体制、仰向けになって寝転ぶ。
私は青年の頭を撫でた。
「いい子いい子。」
「なんだか優しい気持ちになるね。
名前といると癒されるんだよ。」
青年の顔が安らいで、いつもの優し気な表情に戻っていく。
「ありがとうございます。」
私はお礼を述べる。
すると青年が急にうつ伏せになってなり、下半身に顔を埋めてくる。