• テキストサイズ

シリーズもの【気象系BL】

第26章 家庭教師 AN編 ☆




「…にの~、」

「ん?…え?ちょっ、待てっわっン…ッ、…ん゙…んぅっ!…はふっ…んっ//」


雅紀はいきなり二宮を
ベッドに押し倒し、
深い深いキスをした。

二宮は驚きながらも
抵抗する暇もなくされるがままだ。


息継ぎに口を開けると
舌を入れられ絡められ…
時に思いつき舌を吸われたり、
そんな激しいキスに
二宮は酸欠寸前でやっと
雅紀を引きはがした。



「っは、…はっ…ハァっ…はぁっ…//」

「ふぅ…ふは…はぁ…」


雅紀が二宮を見下ろすと
二宮の顔は真っ赤で
とろんとした目…
苦しそうに荒い呼吸を
繰り返ししていた。


「…なん…なのよ……//」
「ごめんね…?我慢出来なくて…あの…」
「だからってな…!!?っはぁ……もう…//」
「にのぉ~…」
「…あぁ…もう…情けない声で呼ぶな…」
「うう~……寂しかったんだもん…」
「……盛りだな…わけぇなぁ…」
「にの…おっさんみたい…」
「うっせ…」
「にのも若いじゃん」
「…お前よりはおっさんだろ…」
「そりゃそうだけどね?」
「あー……くらくらする…」



二宮と雅紀は恋人同士だ。

2週間ぶりの再会に
雅紀が嬉しくなってしまうのも
理解出来ないことはない。


「にの~…」
「……良い点取ってたらなぁ…許してあげなくもなかったんだけど…」
「えぇ~…頑張ったよぉ…」
「…ふふ…かわい…」
「もうっ!」
「試験の間違えた問題、正解したら許してあげよっか…」
「えぇ~……」
「早くやれよ、親御さん帰って来るよ~ん…」
「にの教えてよ!!」
「ばか…まずは自分でやるの。やってねぇんだろ~どうせ…」
「…うゔ~…」
「お前のせいで力入んねぇんだよ俺は!」


雅紀は渋々机に向かった。
二宮はまだベッドの上で
脱力して仰向けに寝転がっていた。

/ 86ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp