第21章 執事 SN編 ☆★
数分ほど一緒に湯に浸かり、
和也の命令で寝間着に着替えた
櫻井は和也が待つベッドへ向かった。
「お待たせ致しました…」
「………翔。」
「はい。」
「……今日でちょうど6ヶ月。」
「…と申しますと…?」
「今日、翔が来てから半年。」
「あ…申し訳ございません、」
「なんで謝る。…半年もいた執事は初めてだよ」
「光栄です。」
「…翔はいくつ?」
「はい。来年28になります。」
「…2つ上なんだ……」
「お仕えするのに年は関係ございません」
「まぁね…。……翔、もう一度筋肉を見せて?」
「筋肉、ですか…?」
「うん、上の服を脱げって言ってるの」
「…はい。かしこまりました」
櫻井が脱いだ服を和也は
奪い取って遠くへ投げた。
「かっ和也様…?!」
「もっとこっちに来い。」
「…はい、失礼致します…」
和也は近くに来た櫻井の腕を
引っ張ってベッドに倒し
櫻井の上に跨って筋肉を
ペタペタと触り始めた。
「あっ…和也様っ…」
「すごい。堅いね。」
「そう、ですか…?」
「……いいなぁ…」
「和也様…?」
「……ふふ…もう疲れた。翔は良い人だね」
「え…?」
「翔みたいな執事初めて。ゴメンね、俺、態度悪くて」
「いえっ!そんなことないです!私は和也様が好きです!!…っあ……すみません、私なんてことを……」
「…んふふふ…翔ー…ずっと俺といてくれる?」
「はいっ、勿論です!!」
「……ふふ、…翔は面白い…ん、」
「んっ…?!……」
和也は櫻井の肩に腕を回し
櫻井の唇にキスをした。
「……翔は俺が好きでしょ。」
「…っは……あ、…」
「一目惚れ?ねぇ…、」
「……はぃ…初めて、お会いした時から…//」
「ん、素直でよろしい。」
「…和也様…//」
「……勃ってるよ、翔。」
「も、申し訳ございません…っ!」
「…こっちも。んふふ…」
「あっ…か、ずなり…さまっ…!」