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シリーズもの【気象系BL】

第3章 お泊まり ON編 ★


>>side:Satoshi


「ねぇ!リーダーんチ行きたい!!」
「俺んチー…?」
「近いでしょ、ここから。明日も近い!」
「…まぁ、今日誰もいないからいいけど」
「ほんと?やったー♪お邪魔しまーす!」


今日のロケはにのと2人。

ロケが終わった、今の時間は夜8時。
予定よりはだいぶ伸びたけど
時間的にはまだ…早い、かな。

明日も昼から嵐での仕事。
スタジオはオイラの家から近い。

にの以外なら絶対断った。
にのだから…OKしたんだよ。
それをにのは分かってるのかな…?





「ただいまー…」
「お邪魔しまーす」
「…誰もいないってば」
「だって“ただいま”って言うから」
「…ふっ」
「鼻で笑うな」


飯はロケ弁食ってきたし、

適当に服を貸してあげて
2人ともシャワーも済ませて

いつものようにくっついて
TVを見ていた。

「リーダーの服ピッタリ。サイズ一緒だね!」
「だな。」
「あ、アイス食べよう。」
「おー。」


にのは普段からオイラに
くっついてきて構ってくれる。

でもそんなにのはオイラを
好きな訳じゃないと思う。

天の邪鬼だから。

オイラのことが好きなら
くっついて来ないはず。


それを…分かってるのに、
くっついてきてくれるにのを
オイラは好きになってしまったんだ。



「ねぇ、にの…」
「んん…?」
「ちゅーしてい?」
「…なに、どうした…っ!…」
「、……にの、オイラのこと…嫌い?」
「……きらい、じゃなぃ…けど…」
「じゃぁ……」
「え?わっ!待って何!!?」


オイラは勢いでにのを押し倒した。


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