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シリーズもの【気象系BL】

第12章 先生が好き MN編 ☆★




松本は玩具の動きを止めると
舌を絡めとるようにキスをしてきた。


それを…気持ち良いと思ってしまった
俺は…もう教師失格だと思う…


「せんせ、力抜いてて」
「…ふ、ぅ……」
「ん、偉い。いくよ」
「…、っ……くっぅあ…あっ…ア!!」
「っあー…せんせっ…最高…ッ!!」
「ま、つも…、はぁっ!あっ!!」



…学校の保健室のベッドで
生徒のモノを挿れられる教師は
俺くらいだろうと思う……


「っぁ…せんせ、…イくよっ!」
「うぁッ!!ゃっ!はぁあ!!あぁアあ!!!」
「くっ…う…、……」




―――――――――――


「月曜、朝持ってくんね」
「…ぁあ。」
「…ねぇ。怒った?」
「……………。」
「鍵忘れてたのはゴメン。あと玩具もゴメン。でも…俺ほんとに先生のこと好きだから。」
「……謝るならヤるな。」
「…じゃあ先生逃げればいいじゃん」
「……………。」

松本はいつも変なとこが律儀で
汚したシーツは持って帰って洗う。
汚してんのは俺なのに。


「俺、本気だよ。先生が好き。」
「…毎日聞いてたら聞き飽きる」
「先生が答えてくれないから。」

「………明日、暇か?」
「え?…うん…。?」
「……○○駅、4番出口。知ってんな?」
「知って、る…」
「出てすぐ、左に曲がって直進。徒歩10分、左手に見える白い建物のアパート。」
「……………」
「頭の良いお前なら誰が待ってるか分かんだろ」
「…先生んち?」
「…13時。1秒でも遅れたら開けない」
「…うん!!!!」




そうだよ…

認めなかっただけ。
いや、認められなかっただけ。

俺も…松本が好きだった…

ただ、自分の立場が邪魔をした。
だから…俺が教師じゃない場所で…



―――――――――――


「先生、俺先生が好き」
「……今の俺は先生じゃない…」
「…うん。じゃあ俺も生徒じゃない。」
「………学校では、もう許さないからな」
「…うん!!和也ーっ!!」
「…………//」

松本は約束の20分も前に来た。
開けてやると嬉しそうな
キラッキラした笑顔が見えた。



ぎゅうっと抱きしめてくれた
その腕の中は…すごく暖かかった…


End

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