第12章 先生が好き MN編 ☆★

｢せーんーせっ!｣
｢……お前今授業中だろ｣
｢なにを今更。俺を誰だと思ってんの♪｣
｢あー。サボリの常習犯の松本くんでしたねー。｣
｢その松本くんが好きなくせに。｣
｢……別に。｣
｢…いーのかなぁ、そんなこと言っちゃって｣
｢寝るならさっさと寝てろ。俺は今忙しいんだよ｣
｢後で可愛がってあげるから♪｣
｢勝手に言ってろ｣



ここはとある学校の保健室。
で、俺は保健室の先生です。


授業中にも関わらず、
優雅に保健室に来たこいつは松本。
サボリの常習犯だ。

よくここに来てはベッドを支配する。
こいつが従来の意味でここに
来たことは、一度もない。




―――――――――――


｢ふぁー……おはよ、先生｣
｢…おい。もう６限だぞ｣
｢マジ？起こしてよ｣
｢甘えてんなバーカ。｣
｢…じゃあ、先生が甘えてよ、｣
｢んっ!…ん゛…ゃッ…めろ!!｣
｢かぁわいー…｣
｢っ、教師をからかうなっ!!｣
｢…からかってないよ。ほんとに好きなんだ｣
｢ちょっ…!!｣


２時間ほどじっくり眠った松本は
まだ眠そうにカーテンを開けた。

近付いて来たと思えば、
無理やりキスをされ…
無理やり引っ張られ…

一瞬のうちに目の前には天井が。



｢ねぇ先生…そろそろ信じてよ…｣
｢信じてほしいならやめろ…っ!｣
｢…俺、本気だよ。先生が好き。｣
｢っんぁ…ッ、まつもとっ…｣
｢可愛い……声我慢してね？｣
｢…っ、｣


厭らしく首筋を舐め上げられて
思わず声が出る…



｢先生、可愛い。俺興奮してどうかなりそうだよ…、｣
｢っんン…ん゛……はぁっ!、…｣


いとも簡単にシャツのボタンを
外されて胸に吸いつかれる。

暴れてしまえば逃げられるはずなのに
いつも流されてしまうんだ…。

俺…どうかしてる……



｢っあ!……っ、｣
｢そんなに気持ち良いの？嬉しい…｣
｢ちょっ…ま、……ンッ｣
｢先生すげぇ…さすが保健の先生｣
｢はっ…ばかいうなッ……｣


ズボンと下着を一気に脱がされ
姿を現したのは感じきった俺自身…



｢っぁあ!…まつ、もとっ…!｣
｢先生…声抑えなくていいの？｣
｢んぁッ…お、まえっ…っはぁ…!｣
｢ふふ…可愛い…俺、淫乱な人好きだよ｣
｢…っひぁ!…ちが、……｣