第5章 お泊まり N総受け編
>>side:Satoshi
俺がにののこと犯してから…
いや、犯すって言葉悪いな。
にのとヤっちゃってから?
なんか生々しいけどまぁいいか。
あれ?あ、うん、そんな日から
数日が経過しました。
にのと俺の関係は変わりありません。
現場で会ったにのはいつも通りだった。
…ま、それは置いといて。
どうやら、みんなにののことが
大好きなことが分かってきた。
たまたまか…そうじゃないか
分からないけど、にのは最近
他のメンバーの家に泊まりに
行ってたことが分かった。
にのが他の仕事で遅れてて
4人で話してたとき。
みんな驚いてたよ。
みんながみんな、にのに
甘えられたみたいだったし。
そこで疑問が1つ。
にのは一体誰が好きなんだろう。
相葉ちゃんとはキスをした。
赤くなって照れてたとか。
松潤とはヤっちゃったらしい。
でも酔ってたからにのは覚えてない。
…本当かは、にのにしか分からないけど。
俺とはヤったけど拒否を示した。
でも、彼氏はいないと主張した。
翔くんとは一緒に寝ただけ。
ただ、自分から抱きついてきたらしい。
誰が彼氏でもおかしくない状況?
ってことで分かんなくなってきたから
にのんちにみんなで突撃してやろう。
という話になりました。
楽屋でこんな話出来ないでしょ?
にの争奪戦みたいな、ねぇ。
さて、前置きは長くなりましたが。
今日はちょうど5人ともオフ。
最近ドラマを撮ってたにのは
きっと家にいるはずだ。
「ほんとにいいのかな…突然行って…」
「もー、翔ちゃん!!それだから翔ちゃんだけなんも出来てないんじゃん!」
「そ、んなこと…」
「翔くんは抱きしめるだけで心臓破裂しそうなくらいドキドキだもんね。」
「まつじゅん…っ!」
相葉ちゃんの車でにのの家。
来客用の駐車場に止めてエントランスへ。
「にのって何号室だっけ」
「505じゃない?」
「…ここで開けてもらえなかったらどうする…?」
「あ、じゃあ誰か1人でいいじゃん!」
「翔くんが良いんじゃない?」
「そーだね、賛成。」
「なっ!なんで俺なんだよ!!」
「だって。……まぁ、いいじゃん。」