第9章 好きの形【分隊長ハンジさん・R18】
「あれで付き合ってないっていうんだからな」
「は? 2人は女同士だろ」
「バカっ、相手はハンジさんだぞ?
・・・・・・そういうこともあるかも知らん」
食堂で同じくその様子を見せつけられていた
コニー、エレン、ジャンも溜息を吐いた。
「チッ・・・うるせぇよ」
「あいたっ!」
未だ抱きついたままの2人を
リヴァイが後ろから殴った。
「もぉー、酷いよリヴァ」
「ハンジさんのこと殴りましたね!?」
ハンジの抗議よりも食い気味に
なまえがリヴァイに噛み付いた。
「ハッ・・・・・・まるで忠犬だな」
リヴァイはなまえを鼻で笑うと
食事を取り始めた。
「たとえ人類最強の兵長であっても
ハンジさんを傷つける人は許しませんからね」
「バカが・・・・・・」
「アハハっ、なまえは本当に私のことが好きだね」
「私は本気でハンジさんが好きなんです!」
その言葉にハンジは瞳を見開くが
すぐにおかしそうに笑った。
「私のこと犯す気なのー?
もーっ、なまえのエッチ」
一昔古く見えるセクシーポーズをキメだす
ハンジをなまえは不服そうに睨んだ。