第7章 香り【分隊長ハンジさん・R18】
なまえは固まると
みるみるうちに顔が紅く染まる。
あの時、まるでハンジに抱きしめられているような感覚になった。
身体がどうしようもなく疼いて、そのまま・・・・・・
考えてしまうとなまえは奥が反応するのを感じる。
どうしようもなく火照った身体を心の底から妬ましいと思った。
「今日は休みの日じゃないの分かってる?」
ハンジの呆れた声が落ちてくる。
そうだ。
あと1時間もすれば食堂に行かなければならない。
なまえは我に返ると身支度を始めようとするがハンジの腕に阻まれる。
「朝から刺激が強すぎて止めに入っちゃったけど・・・
もう手遅れだったかも。」
ハンジは余裕なく微笑むと
なまえを抱き起こし、後ろから抱きつくような形で自身の膝の間になまえを座らせる。
ふわりと、石鹸のいい匂いがする。
「どこから見てたんですか・・・」
「どこだろうねぇ、
私が出てきた時にはなまえはもう私のシャツに夢中だったから。」
恥ずかしさから顔を覆い隠すなまえの脚を開かせるとなまえの瞳が見開かれる。
「は、ハンジさん・・・!?」
閉じようとする脚を自身の脚で固定する。
そのまま耳に息を吹きかけると耳元で囁く。
「なまえは、私の匂いが好き?」
息を吹きかけると震えるなまえの姿がどうしようもなく可愛い。
答えなんてわかりきっているけれど、
どうしても虐めたくなる。