• テキストサイズ

短編集 【進撃の巨人/ハンジ・ゾエ】

第4章 酔い【分隊長ハンジさん・R18】





なまえは軽くハンジを睨むと
ここ!と言わんばかりに
自分の横をボンボンと叩いている。


「はーい、ちょっと待っててね」


ハンジは難なく手を引き剥がすと
コップを手に取り棚から薬を探し出す。


「うぅ・・・・・・」

なまえは膝を抱え布団に潜り込んだ。
きっと拗ねているんだろう。


ハンジは水と薬を持つとベッドの傍に腰掛け布団を剥がす。

「起き上がれる? ほら、飲んで」


なまえはフラフラと起き上がると
ハンジの手元を見つめる。
その瞳はぼーっとしていて焦点が定まっているとは言い難い。


「仕方ないお姫様だね。」

ハンジは苦笑すると水と薬を口に含み
なまえに口付けた。

/ 203ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp