第4章 酔い【分隊長ハンジさん・R18】
「ハンジさん・・・・・・?」
なまえは顔をしかめながら
ハンジを見上げた。
「うん? どうしたの」
「ハンジさん!」
「なまえ!?」
なまえは勢いよくハンジに抱きついた。
そのままハンジの胸に頬を擦り寄せる。
「う、嬉しい・・・っ、んだけど・・・・・・
出ちゃわない?大丈夫?」
ハンジは感動しながらも
なまえの嘔吐に怯え、
エルヴィンとリヴァイに目線で助けを求める。
するとエルヴィンはただ微笑み、
リヴァイは再び酒を煽り始めていた。
「おい、お前の責任だハンジ。
とっととその酔っ払いを休ませろ」
「同感だ。
なまえ、ハンジに看病してもらいなさい」
いいね?とエルヴィンがなまえの頭を撫でる。
なまえはとろんとした瞳で
エルヴィンとリヴァイを交互に見ると
何度も頷いた。