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短編集 【進撃の巨人/ハンジ・ゾエ】

第4章 酔い【分隊長ハンジさん・R18】





「なまえ、大丈夫か?」

エルヴィンが背中をさすりながら顔を覗き込む。

「飲みすぎだ。今日はもう部屋に」

「気持ち悪い・・・・・・」



なまえの言葉に部屋中の空気が止まる。



「り、り、リヴァイ!」
なにか出すもの!
とハンジがリヴァイの方を力いっぱい揺らす。

「うるせぇな、分かってる。
おい、なまえを廊下に引きずり出せ。」

「貴方は鬼なの!?」

ここで出されるよりマシだろ、と言いながら
リヴァイは胸元から袋を取り出した。


ハンジはその袋を直ぐに奪うと
なまえに駆け寄る。


「なまえ、大丈夫?
リヴァイってば意地悪だよねぇ・・・・・・」


なまえの口元に袋をあてると
ハンジもエルヴィンと共に背中をさする。

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