• テキストサイズ

短編集 【進撃の巨人/ハンジ・ゾエ】

第4章 酔い【分隊長ハンジさん・R18】





「はーい、なまえ!もっと飲んで!」

ハンジは身を乗り出すと
なまえの持っているグラスにドボドボと酒を注ぐ。

「んー・・・はぁい!」


なまえは酔いが回っているのか
呂律が回らないままグラスに注がれた酒をグイッと煽る。


すぐにんーっと唸りながら机に突っ伏した。


「おい、クソメガネ飲ませすぎだ。」

そんな下品な飲み方をする酒じゃねぇと
リヴァイはハンジからなまえを引き剥がした。


「あーっ!リヴァイ、私のなまえ返してよ!」

ぶーとハンジは両手の親指を下にさし
ブーイングを飛ばしている。


「お前も酔ってやがんのか・・・・・・」
リヴァイは舌打ちをする。


「まぁ、明日は休みだからな。
多少羽を伸ばすのは構わないが、
これではなまえは明日きっと二日酔いだな」

可哀想に・・・・・・とエルヴィンはなまえの背中をさする。


「あー!エルヴィンがなまえを口説いてる!!」

「エルヴィンだからな。やりかねねぇ」


リヴァイの同意にエルヴィンは吹き出した。


その時、ピクっとなまえの身体が動く。


/ 203ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp