第4章 酔い【分隊長ハンジさん・R18】
「はーい、なまえ!もっと飲んで!」
ハンジは身を乗り出すと
なまえの持っているグラスにドボドボと酒を注ぐ。
「んー・・・はぁい!」
なまえは酔いが回っているのか
呂律が回らないままグラスに注がれた酒をグイッと煽る。
すぐにんーっと唸りながら机に突っ伏した。
「おい、クソメガネ飲ませすぎだ。」
そんな下品な飲み方をする酒じゃねぇと
リヴァイはハンジからなまえを引き剥がした。
「あーっ!リヴァイ、私のなまえ返してよ!」
ぶーとハンジは両手の親指を下にさし
ブーイングを飛ばしている。
「お前も酔ってやがんのか・・・・・・」
リヴァイは舌打ちをする。
「まぁ、明日は休みだからな。
多少羽を伸ばすのは構わないが、
これではなまえは明日きっと二日酔いだな」
可哀想に・・・・・・とエルヴィンはなまえの背中をさする。
「あー!エルヴィンがなまえを口説いてる!!」
「エルヴィンだからな。やりかねねぇ」
リヴァイの同意にエルヴィンは吹き出した。
その時、ピクっとなまえの身体が動く。