第22章 狡くてゴメンね【分隊長ハンジさん・R18】
エルヴィンだったら・・・・
エルヴィンがこんな風に私に触れて・・・・
そう考えただけで下腹部がきゅんと熱を持ってくるのが分かる。
その時ハンジが笑った気がした。
「あっ、える・・・び・・・」
脚を開かれると、指が下着越しに陰部を撫でた。
そこが嫌なくらい湿っているのはヌルヌルと滑る布の感触ですぐに分かった。
素早く下着が取り払われると、指が挿入ってくる。
「あっ、あ、」
グチュグチュと聞こえてくる水音に頭に血が上ってくるのを感じる。
指が二本に増やされると、圧迫感はさらに強いものへ、快楽の波もどんどん強くなってくる。
「あぁ!」
ナカでばらばらと動かされるそれになまえの身体は大きく仰け反った。
それと同時に顔を覆っていたシャツは取り払われ、両腕も自由になる。
なまえはその腕を伸ばしてハンジにしがみついた。
「エルヴィンだって思ったら興奮した?」
「あ、ちが、」
「違わないでしょ」
ハンジは指をもう一本増やすと、余った指で更に陰核をぐりぐりと刺激した。
「ああ、だめ」
「ダメじゃないよね?・・・気持ちいいでしょ」
限界が近く朦朧とした頭でハンジの言葉にコクコクと頷くとなまえの身体は大きく痙攣した。
達したことを見届けると、指を引き抜く。
ぴくぴくと痙攣するソコは、受け入れる準備ができていると言わんばかりで、自分には決して叶えてやることのできない欲望にハンジは自傷するように、笑った。
それと同時にドス黒い感情が湧き上がってくるのを感じる。
男とか、女とか、
私とか、エルヴィンとか、
考えられないくらい滅茶苦茶に犯したい、汚したい。
達したばかりで肩で息を整えるなまえの目の前に、分泌液で湿った自身の指を差し出した。
「舐めて」
「ん」
なまえの意識は朦朧としているのだろう、
得に嫌がることもなくハンジの指を咥えると、舌先で一本一本丁寧に舐めていく。
その表情が酷く官能的でそそる。
「ねぇ、なまえ」
ハンジはなまえに擦り寄り、甘えるように耳元で囁くとそのままねっとり舐め上げた。
その感触になまえの身体が少し震える。
「私も、欲しくなっちゃった」