第15章 溺れる【分隊長ハンジさん・R18】
そのまま胸を弄っている方とは違う手で体勢的に突き出された臀部を撫でながら太腿に触れられると、なまえは力の入らない手でハンジの腕を掴んだ。
「あ、やっだめ、」
「気持ちよくない?」
ささやかな抵抗も空しく、スカートをたくし上げられ下着越しに陰部を撫でられる。
「こんなところで、やだ・・・っ」
「そう。」
ハンジは薄い笑みを浮かべると強引に隙間からナカに指を差し入れた。
「ああ!」
それでも十分に濡れたそこはハンジの指をすんなりと飲み込んでいく。
ナカで指を曲げられ一番感じる部分に触れられるとなまえは一層甲高く鳴いた。
「あ、だめっ、いっちゃ・・・・あ、んっ」
可愛い。
ハンジはそう思ったが口には出さなかった。
普段なら優しいキスの一つでも与えてやるが、その代わりつんと主張しきった頂点を片方の指で摘まんでやるとなまえの身体はがくがくと震えた。
力の入らなくなった身体を支え向かい合わせるとなまえがハンジに抱き着いてきた。
いつもそうしているから無意識だろう。
荒い息遣いがハンジの鼓膜を犯し、さらに加虐心を掻き立てる。
「ねぇ、ハンジさ、ベッド・・行きた、」
「まだダメ」
「はあっ」
片脚を持ち上げ指を二本に増やすと掻きだすようにナカで出し入れする。
すると縋るようになまえの腕はハンジの首に巻き付き、肩に顔を埋めた。
「ふっ、んん!」
一度達した身体は容易く絶頂へと導かれる。
ハンジに一層強くしがみつく様に抱き着くと籠った声を上げまた、身体を大きく震わせた。
いつの間にか噛みついていたらしい肩から銀糸がなまえの口から垂れる。
完全に力の入らなくなった身体を抱き上げるとベッドに運びながら汗で張り付いた紙を掻き分け、額に口づけを落とした。
「ん・・・」
余韻の抜けぬまま、恍惚とした表情でそれを受け入れるなまえにハンジの頬は自然と緩む。
どれだけ躾のつもりで接しようとしても彼女のことが可愛くて仕方ないらしい。
ぐったりとした身体をそっとベッドに横たえると乱れたワンピースを脱がせていく。
「まだ、するの・・・?」
「私がまだ」
いたずらっぽく笑うとなまえは耳まで紅く染めた。