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短編集 SN【気象系BL】

第6章 お誕生日おめでとう ★




「気持ちいい?」
「もうっ…イかせて…!//おねがっ…もうだめ…だめ…//」
「ここ大好きだもんな?」
「しょぉちゃんっ!!//お願いっ…//」
「ふふ…」
「いじわるしな、でぇ//イきたい!!限界っ…//」
「限界?ほんと、限界の顔してる♪可愛い」
「ぅあぁあああ!//」
「くっ、…ふぅ//」


かずは俺にぎゅーっと
力強く抱きついてイった。

クタッとベッドに沈んだかずは
すんげぇ、色っぽかった。


「かず、もう大丈夫そう?」
「…ん、へいき…」
「全部抜けた?」
「うん…//」



ーーーーーーーーーーー

「おめでとう、かずくん」
「…ありがと…」
「36には見えねぇなぁ…」
「自分だって…!見えないから」
「そう?かずほどじゃないよ」
「そんなに子どもっぽくないもん!」
「うん。子どもっぽいっていうか…可愛すぎるからかな?ふふ。」
「……かわいくない…//」
「ふふふ…!ぎゅー!」
「……//」

リビングに戻って、
ワインを開けた。

足を開いて座って、間を指したら
かずは照れたように、
すっぽりおさまってくれた。

後ろからぎゅーっと抱きしめたり
ふわふわの髪の毛に顔を
うずめてみたり…しあわせ。


こんなに、恋人らしい時間久しぶり。


手荒いやり方だったけど、
誕生日くらい、ね。

かずも結果的には
喜んでくれたみたいだし。

ツンツンなかずも、ちゃんと
好きだって言ってくれるかずも
どっちも、愛してる。


36歳になったかずも、
楽しみにしてるよ。

おめでとう。



end

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