• テキストサイズ

短編集 AN【気象系BL】

第4章 お客さま ★



相葉はささっと二宮の元に帰り、
続きだと言うように、自身を
勢いよく突っ込んで腰を振った。

勢いでイかされた二宮は
息を荒げ、少しふらつきながら
洗面所へ向かった。


「…はぁ//……もぉおおおお!!」

「かずー?大丈夫ー?」

「大丈夫じゃねぇっつーの…なに考えてんだあのバカッ…ほんとバカ…呆れる…」


二宮はイライラを口に出して
おさえながら、新しい服を
身につけ、豪快に顔を洗った。


ピンポーン

「かずー?来たよー!大丈夫?」
「………」
「ん、かっこいい。なんか髪濡れててかっこよすぎるけど…」
「…顔赤くない?//」
「んー…多分大丈夫!」
「…ん、」
「みて、完璧でしょ?ファブリーズもした!」
「ぅん…」
「お酒出すね」
「ん、」

この短時間で、さっきのことは
なかったことのように
キレイなリビングに戻っていた。
…と言っても、ソファーを拭く
だけだったのだが。


ピーンポーン…

「…急かすなよ」
「ニノさーん!」
「お疲れさまです!」
「ん、」
「お邪魔しまーす♪」
「お邪魔します!あ、おつまみとか買って来ました!」
「あー、ありがと。」


二宮は少し疲れた雰囲気を
出しつつ、2人を招き入れた。


雅「あー、いらっしゃーい♪」
勝大「お邪魔しますー!」
奏多「相葉さんすみません、お邪魔じゃなかったですか?」
雅「ぜんぜーん!多い方が楽しいし♪ね、かず」
和「え?ぁあ、そうですね」
雅「もー!後輩くるとすぐ仕事モードになっちゃうんだから」
和「…ごめん」
雅「かずこっち座る?」
和「ん?ぅん、」
雅「お!おつまみ!ありがと~♪」

テーブルを囲んで、4人で
乾杯をし、飲み始めた。

二宮は何処と無く気だるさが抜けず
相葉の隣でゆっくり飲んでいた。


奏「ニノさーん♪これうまい!」
和「…は、…お前ら人んちの台所勝手に探んなよ…!」
勝「うまいっす!」
和「はぁ…いいけど別に…」
奏「へへっ♪さすがニノさん♪太っ腹!」
和「思ってもないことを言うな」
奏「ひどいなぁ、思ってますよ!」


/ 25ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp