第25章 2つのカップル ★
ある日の楽屋。
櫻井は打合せに楽屋を出ている。
二宮と大野はそれぞれ
ソファーで眠ってしまっている。
そんな絶好のチャンスに
相葉は松本に相談していた。
それがまずかった。
松本の気分を高めてしまったのだ。
「…天使の寝顔だなぁ…」
「可愛いね」
「…かず…?かぁず…」
寝ている二宮に近づいた松本は
優しく声をかけたが、起きる気配はない。
頬を撫でると二宮の表情は柔らかくなった。
ちゅ…
「まっ…松潤…?//」
「黙ってて」
「………//」
「…場所を、変えてみるのもいいんじゃない?」
「え…?//」
ちゅ…くちゅ…
厭らしいキスの音が部屋に響く…
「ん…ふぁっ…!」
「…かず…?」
「ぇ…あぁアッ!えっなにっ…ヤダッんぁ//」
「怒るなら相葉くんに怒って?」
「へっ?!ちょっ、ぅああ!やンっ…はぁっん…あぁっ//」
「かず、溜まってんじゃん?もうこんな…」
「じゅんっ…なっに考えてッ!くぁあ…!アンッ…やらっ…はあ…ン…//」
「ただい…えっ?!//」
「翔ちゃんっ//」
「まさき…え、なに…//」
「なんか…俺のせい…っぽい…//」
「まさきのせい?なにそれ…//」
「………//」
ガチャリ…
松本に火がついてしまい、
二宮はズボンも下着も中途半端に脱がされ、
訳もわからず攻められ喘ぎ声を上げていた。
そこに帰ってきた櫻井は驚きつつも
楽屋の鍵を閉めて寄ってきた
相葉の腕を掴んでそれをじっと見つめた。
ちなみに大野も目を覚まし
顔をほんのり染めていた。
「じゅんっ…やめっ…ハァッ…ぁああっ!」
「いい声だよ。聞かせてやんな?」
「やっだぁあ…あ!アッ、…だめっ…だっ…あうっ…あっ…あっ…イっ…ぁあっ!!っうあ!!やっ…まだっ…」
二宮はイった。
だが、その途中で根元をぎゅっと握られ、
全部出せずにぎゅっぎゅっと刺激を与えられ
喘ぎ、身体をビクビク跳ねさせた。
「まだ出る?多いね?」
「くぅあっあ…あぁぁ…はぁあ…//」
「可愛い…よしよし」
「っんぁああ!!……」
「ふふ…♪」
やっとイった二宮はぐったり。
松本は愛しそうに二宮を
抱き締め、キスをした。
「なんなの、バカなの?相葉くんと話してて頭おかしくなった?」
「………」
「信じらんない…最低だな?」
「…ごめん…」
「いま、正直大っ嫌いだよ、潤のこと」