第23章 すれ違い
食事を終えた2人は、
リビングのソファでただただ
甘い時間を贅沢に過ごした。
和「ねー…なんであんな素っ気ない答えだったの?」
潤「あぁ…雑誌?だって…このスベスベな肌…みんなに注目されるのがやだったの。俺の癒しだもん。」
和「嫉妬だ」
潤「そうだよっ!なんでそんなキレイなんだよ!」
和「ふふっ、知らなーい♪」
潤「気持ちぃ…キレイだよ。すごくキレイ。…なんて言えないだろ?」
和「んふふ、怪しいね」
潤「だから耐えて出たのがあれなの。ごめんね?」
和「うん。許してあげる。」
潤「ありがとー、かず♪」
和「んーっ!痛い痛いっ…」
潤「好きだよ…かず、大好き…」
和「分かったよー。分かったからー」
潤「分かってないだろー?愛してんだよ?かずじゃないとダメなんだよー…」
和「知ってるよ。分かったってば!」
松本は狂ったように
二宮に愛の言葉を呟いた。
ぎゅーっと力強く抱きしめて
離そうとしなかった。
和「ンッ、んー…っは、」
潤「チュッ…うー…かずぅ…」
和「んー…じゅん…すき。」
潤「…ふふ…やっと言ってくれた…」
和「ん?」
潤「すきって。…嬉しい」
和「かぁわい。好きだよー。」
潤「ありがと…はー…幸せ…」
和「しあわせー♪」
潤「かわいい…なんでそんな可愛いの」
和「潤が好きだから~♪」
潤「ふふ…」
幸せ。
しっかり、噛みしめるには
こうやって、確かめ合う時間が
必要不可欠なのだ。
END