第18章 呼び方
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和「ん、はい、」
『にのみやくん!やばいです!』
和「んー、らしいね」
『知ってたんですか?』
和「まぁ、軽く?まだ止まってんの?」
『はい。でもね、やばいのは違うくて!かき氷きて!みんなで食べてます♪』
和「ああ、うまい?」
『はい!ありがとうございます♪』
和「食いすぎてお腹こわすなよ」
『どんだけ子ども扱いなんすか!』
和「ふふ…!スタッフさんの分くらいきた?足りそう?」
『はい!めっちゃちょうどいい感じですよ!みんな食べれてます』
和「よかった。夜、いるんだっけ?」
『僕いまからちょっと帰って、夜また来ます』
和「ん、じゃあ夜美味いもん食お。」
『やった!ありがとうございます♪』
和「じゃあね」
ドラマ現場にいる後輩からの電話。
二宮はトラブっている現場に
差し入れを入れていた。
気にしていない素振りをしていても
当たり前だが心配しているのだ。
翔「なにしたの、にの」
和「かき氷。暑いから」
翔「かき氷!そんなんあんの!」
和「んー、あった。自分で削るやつ」
翔「へぇ~、面白そう。いいね」
和「ね」
トントン
ガチャ
「あ、二宮さん起きた」
和「おにぎりありがと」
「いえいえ」
和「夜さ、なんかおかず系入れれるかな?」
「夜も入れるんですか?」
和「こんな日にこそ」
「ふふ、さすがです。ピックアップしておきますね」
和「助かる」
「あ、でもね、だいぶ押してるんで、入り遅くできますけど…」
和「いいよ、とりあえず行ってからでも寝れるし。」
「はい。じゃあ、それで…」
和「あ、夜のおにぎりといつものコーヒー…」
「OKです!承知しております♪」
和「さすがです。」
「ふふ!そしてみなさん、そろそろ始まります」
翔「はーい」