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短編集 MN【気象系BL】

第17章 発熱



和「ねー、ごめん。潤くん熱ある。」
翔「まじか。何度?」
和「約38度」
雅「俺アイスノン取ってくるね」
智「ベッドすぐ寝られるよ」
和「今日やらなきゃいけないことあるの?」
潤「特に、ない…」
和「したいことは?」
潤「………」
和「…とりあえず解熱剤飲んで、寝て」
潤「かず…」
和「…ん、大丈夫」
潤「…ぅん…」

松本は伏し目がちに
二宮の手を握った。



和「眠れそう?」
潤「んー…」
和「…しんどい?」
潤「…なんか、喉…だけ…コホッ…」
和「…じゅんくんー…」
潤「ふふ…どした…」
和「んー…いいじゃん…」
潤「うつるよー…」
和「そんなすぐにはうつらないもん。昨日だってずっと一緒にいたけどうつってないし。いっぱいえろいちゅーもしたもん…」
潤「わー//わかったよ…」

二宮はベッドの横に椅子を置いて座り、
上半身を倒して松本に抱きついた。
ムスッとした雰囲気でぼそぼそと
言葉を並べて甘える二宮の頭を
松本はぐしゃぐしゃと撫で回した。


雅「あー、甘えてる♪」
和「…じゃますんな!」
雅「もー!かわいいんだから!にのちゃん、こっちおいでよ。一緒にケーキ食べよ?チョコあるよ」
和「…いらない…」
翔「松潤もひと眠りしろよ」
智「にのー。おいで」
和「………わかったょ…」
潤「かず…!ぁとで…また、きて…?」
翔「あーもう、寝なさい。」
潤「…へぃ…」
雅「ひゃひゃ!」

1度離れて二宮はいつも通り
ゲームをしていたが
あまり落ち着かないようだ。

和「あー…」
智「まけた?」
和「…だめ。全然だめだ…」
智「珍し~」
和「……見てきてもいい?」
智「ふふ…いいよ。」
和「やった…♪」

翔「…かわいいなぁ。」
雅「実は素直だよね。2人とも」
翔「別人。あーこぇえなぁ、芸能人!はは!」
智「ふははは!」

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