第17章 発熱
潤「……かず…?」
和「ぁ…起こした?ごめん。アイスノン変えるね」
潤「ぁりがと…」
和「どう?」
潤「…ん″ー…」
和「寒くない?」
潤「ぅん、寒気とかはない…こほこほっ…水、」
和「ん。…したいことってなんだった?俺できる?」
潤「…ぁの…、三塁側の、スポットがさ…昨日、」
和「ぁあ。分かった、ちょっとズレてたやつ?」
潤「そ…にの、」
和「ふふ…俺がズレてたのかもよ?」
潤「ふっ…ちがぅもん…」
和「見てくるわ。それだけ?」
潤「ぅん、さんきゅ…」
和「あとで、鍋部できそう?」
潤「んー…」
和「なんか食べた方がいいから…一緒に食べよ」
潤「ぅん」
ちゃんと、松本が気になっていたことも
確認し、修正を入れた。
これから3時間、歌って踊る。
直前まで寝ている訳にもいかず
松本は起き上がって行動を始めた。
和「ん。雑炊」
潤「ふふ…しめだけ、いただきます…」
和「ちゃんと野菜いっぱい入れたもん」
潤「かず作ったの?」
和「え?そうだけど」
潤「…あー…もう、…だいすき…」
和「ふふ…よしよし♪」
松本は座って、横に立っている二宮の
腰にぎゅーっと抱きついた。
雅「今度は松潤が甘えてるー」
和「…じゃまばっかりすんな、ばか」
雅「たまたまじゃん♪」
翔「あれー、マッスル部終わり?」
智「今日は早めに引き上げた」
翔「じゃあみんなで鍋部しようぜー」
雅「するするー♪」
智「俺スイーツ部」
翔「ふふっ、松潤ずっと甘えてんじゃん」
潤「…うー…かずぅ…」
松本はメンバーが集まってきても
ずっと二宮に抱きついたままだった。