第17章 発熱
ガチャ…
2人が部屋を出ると、隣のドアが
同時に開いた。櫻井だ。
翔「お。おはよう」
和「おはよー」
潤「はよー」
翔「また同居ですか」
和「ふふっ、なにそれ」
翔「キミら部屋1つでいいじゃん」
和「喧嘩した時最悪じゃん」
潤「しねぇだろ、そんな喧嘩」
和「あ、そう?」
潤「したことありますか?一緒にいたくないほどの」
和「…記憶にはございません」
潤「ばーか」
翔「のろけかー」
和「ふはは!」
潤「ちがうよ」
和「え、ちがうの?しょっくー。」
潤「おい。」
和「あーごめんて」
潤「………」
翔「お前らほんといいコンビなー」
和「コンビじゃないもーん」
翔「お、それは失礼♪」
和「こいびと♪ねー」
潤「かず…//」
翔「ふはは!松潤にこんな顔させられんのにのだけだよなー!」
潤「……かーずー!//」
和「えー?そんな声出してたら悪化するよ。」
潤「………」
雅「おはよー」
智「おはよ」
雅「なに騒いでんの?」
翔「ラブラブカップルにのろけられた~」
雅「えー!なになに!」
和「惚気てねぇわ」
会場までは一緒に移動車で向かう。
潤「…かず、」
和「…ん…?」
潤「………」
和「なに?」
潤「…ぃや…」
和「…どしたの」
潤「ぁ…うーん…」
和「……ちゅーしてあげよっか?」
潤「っ、ばか//」
翔「さすがにここではやめとけ?」
和「あー、盗み聞きー」
翔「聞こえるわ」
和「ちゃんとこしょこしょ話にしたのに」
翔「ちゃんと後で2人にしてやるから!」
潤「いいよ別にっ//」
雅「ひゃひゃ!松潤紅いよ♪」
潤「ちがう//」
和「ねー、いじめないでー、俺の」
雅「はいはーい♪」
潤「……//」
和「……。…ちゅ、」
潤「!かず…//」
和「熱い。着いたら熱計ってね」
潤「………」
二宮は松本をじっと見つめ、
軽くキスをすると手を握って
前を向いた。
和「何度?」
潤「………」
和「…貸して」
潤「あ…」
和「37.9…38度だな」
潤「………」
和「起きた時なかったよね?」
潤「なかった…と思う」
和「なかったよ…そんな熱くなかったもん…」
潤「………」