第16章 眠れない ★
翔「帰ってきた」
潤「…お騒がせしました」
雅「どしたの、にのちゃん」
潤「……睡眠障害、だと…」
翔「は!?」
智「ぇえ…」
雅「…って、どういうこと…」
潤「俺もまだよく分かんないけど…ちゃんと病院行って、言われたらしい。」
智「寝たくても寝れないってそういう…」
翔「ガチじゃん…!マジか…」
潤「んー…眠いけど、夜も寝た感じしないんだって」
翔「なんかさ、無理に…寝よう寝ようとしちゃだめって言うよな、そういうのって。焦りがだめらしいって聞いたことある」
潤「そうなんだ……1番だめなこと、しちゃったな俺…」
智「でも知らなかったんだし…」
翔「最近会えてなかったの?」
潤「ん…いま、映画撮ってるから、あんまり…」
雅「今日は帰れるんでしょ?」
潤「うん。」
智「癒してあげないとね?」
潤「ですね…」
------------
潤「作るから待ってて」
和「うん」
潤「…かず、…ちゅうしていい?」
和「…//そんな恥ずかしいこと…よく聞けるね?んッ//…」
潤「ふっ、…チュッ…ん…」
和「…は、…//」
潤「……すきだよ、にの…」
和「…ん…ぁりがと…//」
松本宅。
二宮は定位置のソファに座り
コロッと横になって
松本が料理をするのを待っていた。
潤「…かず?できたよ」
和「…ふぅ……うん」
潤「どう?」
和「ん…?大丈夫だよ」
潤「ん。食べよ」
和「うん」
和「おいし…」
潤「そう?良かった」
和「…ふぅ…」
潤「ゆっくり、しよ。今日は」
和「ん…」
潤「風呂は?」
和「風呂…は、入ってる。ちゃんと…」
潤「ん。アロマのさー、いい香りするやつもらったんだよ。」
和「入浴剤?いいね」
潤「うん。癒されるよなぁ。」
和「ふふ…」