第15章 自己嫌悪 ★
「かず…足の力抜いて」
「むりだよ…!//」
「……抜け」
「やだぁ…//」
「…なに、めちゃくちゃになりたかったんじゃないの?こんなもんなの?もっと媚薬飲ましてやろっか…?」
「やんっ…ふぅあっ!//ぁああアッ!!」
「え?ほら、動け。イイとこにあてなよ、自分で」
「ハァッ!//ャアッ!ぁああっ!//」
「じょうず…イってもいいよ?」
言葉で攻めながら、
目の前にあった胸をペロッと舐めると
かずの腰はガクッと下がり
それと同時にかずの可愛い喘ぎ声が
聞こえた。腰を支えて上下に動かす
手伝いをしてやると、かずは
俺に掴まりながら天を仰いで
全身で快感に溺れていった。
無理はさせられないから
1回イったところで抜いて、
また寝かせて上から跨り見下ろした。
なんとも言えない可愛い視線。
まだ自身は元気みたいだけど…
かずは真っ赤で息は荒い。
涙も…出てきたかなぁ。
もうちょっと泣いてもいいと思う。
「…かず…気持ちいい?」
「…ん、…//」
「まだ元気だね…」
「……//」
「俺も…飲みすぎたかな…。」
「じゅん…//」
「…もっとさ…乱れた姿、見たいな…」
「……なに、…」
「もうちょい…耐えたら泣けるんじゃない?」
「あっ!//ゃ…だぁああ!」
「なに?今日俺がやることは…かずがやらせてるって、ことだからな…?」
「っ、アッ//アンッ//あっ//」
かず自身の根元をぎゅっと縛って
もう1回俺自身を突っ込んだ。
優しく優しく動かして、
じわじわと快感を与える…。
媚薬のせいで俺もふと
イってしまったり…
激しくはないけど
緩い快感が続くと、
かずの目からは涙が溢れ出す。
声は存分に出したし、
次は涙を出すのがかずのためだ。
「ぅ…ぁ…あ、ぁ…//」
「…かず…、ふぅ…温かいね」
「ん、…はぁ…//ぁ…じゅん…」
「んー…?」
「…ちゅ、ぅ…して…//」
「…ふふ…ちゅう?かわい…」
涙で濡れた頬を舐めてから
優しくキスをした。
舌を絡めて優しく優しく。
かずの表情に少しだけ明るさが
戻ったように感じた。