第12章 体調不良
和「ふぅ…」
マネ「大丈夫ですか?」
和「…んー…なんか…またキンキンいってる…」
マネ「風呂入れます…?温めていいんですかね…」
和「……どう、…かな…」
マネ「気持ち悪くないですか?」
和「…いまは大丈夫…」
マネ「薬飲みます?」
和「……寝るだけだしな…飲みすぎたらダメだよね…?」
マネ「んー…でも、ちゃんと眠れなかったら、ねぇ?」
和「そ、か…」
マネ「まだ、効かなくなることはないですよ。今は飲まなきゃならない時です」
和「……ありがとう、」
マネ「どこか痛いとこないですか?腰は?」
和「…背中がいたい…」
マネ「背中?摩りますね?このへん?」
和「……んー…」
マネ「押します?」
和「あー…きもちい…ありがとう…」
マネ「肩とかも、どうですか?」
和「ん…気持ちいい…肩も張ってる感じするな…」
マネ「そうですねぇ…節々にきますね、頭が痛いと」
和「……つら…」
マネ「肩とかはお風呂で揉んだりね?したらいいかも」
和「そうね…」
マネ「もう少しマッサージしますよ。ベッドいきますか?」
和「や、ここで大丈夫…これ倒して」
マネ「あ、そっか。ソファベッドでした。…はい、どうぞ」
和「ん…ありがとね…」
ソファの背もたれを倒して
二宮をきちんとうつ伏せに寝かせてから
マネージャーはマッサージを続けた。
背中を摩り、たまに指圧し、
肩回りも優しく揉んだ。
二宮は目を閉じてされるがままだ。
その内、二宮は眠りについた。
潤「ただいまー……あれ、」
マネ「あ、お疲れさまです。お帰りなさい」
潤「お疲れ。マッサージしてくれてんの?どっか痛いって?寝てる?」
マネ「背中が痛いって言ってました。眠れたみたいで良かったですけど…」
潤「背中?…そか、ありがとね」
マネ「お風呂沸かしたんですけど、入れてなくて…」
潤「ぁあ…頭痛いのかな?」
マネ「はい、耳鳴りも戻ってきたみたいで…吐き気は治まってるそうなんですけど、薬飲んだ方がいいと思います」
潤「んー…ありがとう…」
マネ「でも…起こさない方がいいですかね」
潤「でも着替えないとだしな…」
マネ「すいません、そのまま…」
潤「いいよいいよ。ありがとう、遅くまでごめんね」
マネ「いえ。では、また明日…お迎えに。上がってきますね」
潤「うん、お願い。気をつけて」
マネ「はい。失礼します」