第12章 体調不良
収録中の二宮は普段通りだった。
薬が効いていたのだろう。
マネ「この後リスケしました。家に送りますね」
和「んー、ありがとう」
潤「1人で大丈夫?ちょっと事務所寄ってから帰る」
和「うん、大丈夫」
潤「ちゃんと寝てろよ?」
和「…はい。」
潤「ふふ…帰ったら絶品お粥作る」
和「…作る前に起こして。食べれるか分かんない…」
潤「…ん、分かった。…頼むね。家の中までついてやって」
マネ「分かりました。」
潤「ゆっくり帰れよ。先出るね。」
和「ん、お疲れさま」
薬に抑えられている感じがするのか
楽屋に戻った二宮の動きは鈍かった。
智「お疲れさま~。にの、ゆっくり寝て、」
和「うん、ありがとう」
智「ばいばい」
和「ばいばい」
雅「ねー、俺も乗っけて?」
マネ「はい、どうぞー」
雅「ありがと♪」
翔「お疲れ~。よくがんばりました」
和「ふふ…ありがとう。お疲れさま」
翔「無理すんな、」
和「はい」
雅「にのちゃんなんか飲むー?」
和「んー、大丈夫。帰ろ?」
雅「そ?じゃあ、行こうか」
相葉と二宮は家の方向が同じだ。
相葉は二宮の移動車に一緒に乗り込んだ。
珍しいことではないが、
今日は二宮を心配してのことだ。
雅「寝てなよ」
和「んー…」
雅「いいよ、肩」
和「…いい高さですね…」
雅「ふふっ」
相葉を先におろし、
二宮の家に着くと、マネージャーは
二宮を部屋の中まで送り届けた。
マネ「なにか飲みますか?」
和「ん…水、冷蔵庫」
マネ「はい。風呂洗って入れますね?浸かりますよね?」
和「ぁあ…ありがと…」
マネ「休んでてください」
和「うん」
二宮に水を渡すと、
マネージャーは風呂場に消えた。
慣れた動きで二宮の家の中を移動する。
二宮は水を飲み、座っていた
ソファにゆっくり身を預け横になった。