• テキストサイズ

短編集 MN【気象系BL】

第7章 お誕生日おめでとう






今日は6月16日。
明日は和の誕生日。

今日、仕事が早く終わったから
和の家に帰ってきた。



「…あ、」
「おかえり、和」
「ただいま。来てたんだ」
「うん。意外に早かったな?」
「意外?そっちこそ早かったね」
「うん、俺は早く終わる予定だったの」
「俺も予定通りだよ」
「飯は?」
「食ってきた。」
「そ。良かった、酒しかねぇや」
「冷えてた?」
「うん、1本もらった」
「ん。シャワー浴びてくんね」
「おう」


和は覚えてんのかどうか
よく分かんない態度。

結構、現場とかで祝ったり
してるから覚えてるとは
思うんだけど…急に忘れたり、
あいつの頭はよく分かんないからな。









「おーい、寝てんの?」
「……ん…ねる…」
「疲れた?」
「ん゙ー…ちょっと…」
「かずー」
「んー…じゅんも…ねたら…」
「…まぁ、良いけど」
「ん…♪」
「ふふ…可愛いやつ」


シャワーって言ってなかなか
こないから見に行ったら
もうベッドの上にぐたぁと
寝そべっている和がいた。

そんな疲れてたんだな。


ほんとは、0時00分に
乾杯でもしたかったけど…
既に寝ちゃってるから仕方ない…。

掛け布団の上に寝そべってた和を
布団の中にいれて、俺も隣に入ると、
和は抱き着いてきてくれて…
疲れてるときは甘えん坊が発動する。

顔を見ていたかった俺は
腕枕をしてやって近くで
和の寝顔を見ていた。



/ 129ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp