第31章 愛の言葉 ★
「かず…」
「…んー?」
「さっき…可愛かった。」
「んふふ」
「こうしちゃいそうでヤバかったぁ…ふふ」
「んふ…可愛い、じゅん…♪」
「んー」
ソファに座っていた二宮の後ろから
松本がふわっと抱きつき、
首筋に顔をうずめた。
二宮も嬉しそうにこてんと頭を傾けた。
翔「可愛いなぁ、あいつら。」
雅「うんうん。」
智「松潤、よく耐えたよな~」
レギュラーのバラエティーの
収録が終わった。
楽屋では末っ子達がいちゃいちゃ。
いつもは見れない雰囲気だ。
クールな二人は、メンバーの前でも
あまり恋人らしいところは見せない。
収録中に、ふと松本が二宮を抱きしめる形に
なったこと…最近一緒にいる時間が
あまり取れない二人が限界に達する
ポイントになったのかもしれない。
「ね、今日一緒に帰れるでしょ?」
「うん、帰る」
「あー…ちゅーしたい。」
「だーめ。お兄ちゃん達がいるから」
「ん~……チュッ」
「ンッ…あー…潤くんワガママ」
「いーじゃん…見えてないよ?」
「そういうことじゃないのー」
「…帰ったらいっぱいしていい?」
「…聞こえるよ、はずかしっ」
「だって…」
「…いーよ!//」
「…ふふ…やった…」
翔「…やっば、甘い。」
雅「…しょーちゃん…帰る?」
翔「え、…」
智「御愁傷様、翔くん。」
翔「えぇえ…」
雅「あんなラブラブ見せつけられちゃぁ…ねぇ?」
智「うん。おいらも帰ろ~っと」
雅「頑張っちゃおう」
翔「頑張らねぇよ!//」
智「あ、照れてるー。」
翔「智くん…からかってんだろ」
智「ふふっ!お疲れさま~♪」
潤「お疲れさま、リーダー」
和「ばいばい」
智「ばいばい!仲良くなぁ♪」
和「言われなくても仲良しだも~ん」
智「ふふ!そりゃ失礼!じゃ♪」
潤「かず、帰ろ♪」
和「うん。お疲れさま、二人とも」
潤「お疲れさま、お先!」
「「お疲れさま~!」」