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短編集 MN【気象系BL】

第30章 絶対的信頼



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「チュ…、ふふ…」
「ン…ん//」
「…かわいい…好き。」
「…もっと//」
「そろそろ来ちゃうよ、…」
「ちゅ…ン…まだ大丈夫…」
「…今日、和の部屋で寝ていい…?」
「いいよ?」
「ふふ…♪」

コンサートが終わった後…
2人は他のメンバーより先に
移動の車に行き、2人きりの
時間を楽しんでいた。

喧嘩なんてしていないという
雰囲気で…キスを繰り返し
二宮は松本に甘えていた。


「…和…?ごめんな。」
「……俺も、ごめん。」
「…和についてるスタッフさんがさ、俺のソロ見てたって教えてくれた」
「そうなの?見てたよ、かっこ良かった♪」
「ふふ…和も、今日は完璧だったね♪」
「うん♪…潤、いきなりちゅーするからビックリした」
「だって…仲直りしたかったし?」
「…今日はこないと思ってたんだよ…?」
「ん…ごめんな。嬉しかったろ?♪」
「……もー!嬉しかった、けどっ//」
「チュッ!んふふ♪」
「…んー…もっとちゅーしたい…//」
「早く帰ろ♪」
「うん。」
「…あ、来た。和、寝たふり!」
「え?わっ…」
「ぎゅーっ♪」
「んふふ…潤?俺、しあわせ。」
「俺も♪」

メンバーの姿が見えた松本は
二宮を自分の胸に押し付けて
抱き寄せた。


「お疲れ様ー」
「お待たせ~」

「あれ、なんだよ、もう元通り?」
「お静かに~。俺の大切な大切な和也くんがお休みですから♪」
「全く…人騒がせなカップルだな!」
「ごめん。今日は何故かカッとなっちゃって…でももう、この通り、愛してますんで♪チュッ」
「そりゃ良かったよ。そういやお前本番でもキスしてただろ!?」
「愛おしすぎて我慢できなくて♪」
「…マジでなんだったんだ、数時間前のあの大げんかは!」
「ふふふ♪」


メンバーにも呆れられるほど…
好きで好きでたまらない。
ケンカなんか2人にとっては
それほど大きな出来事でもない
みたいだ。自然に仲直り出来るのは
恋人だけど、家族のような、
絶対的な信頼関係があるから、だろうか……☆



END


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