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恋に落ちて 〜織田信長〜

第66章 全てはあなたを喜ばせるため 〜信長誕生日sp〜



「貴様を啼かせるのも、羞恥でその頬が赤く染まるほどいじめて良いのも俺だけの特権だ。........アヤ、貴様だけが俺をこれほどに興奮させ満たすことができる」


「っ、.........すぐ、へたるのに?」

いつもいつもすぐに気を失ってしまう私は、信長様に満足行くまで抱いてもらう事はきっとできていないのに....

「ふっ、それも一興。俺は貴様でなくば勃たぬし、十分に満足しておる」

「..........んっ」


言葉と同じくらいに熱い口づけが落ちる。

「っぁ、....ふぁ、.........んっ」

舌を絡ませると、信長様は腰を突き上げる。


「あっ、.............信長様っ、.......んっ、......ぁっ」

抱きしめられながらされる甘い口づけと緩やかな注挿は、私を深い快楽の中へと堕として行く。


「アヤ、貴様は俺に愛されるためにある。この先もずっと、俺に愛され続けよ」


「っ、信長様っ、.........ああんっ!」


もう、誰の誕生日なのか分からない程に甘い言葉を贈られた私は、感動の涙を流しながらもとろっとろに蕩けるまで愛され、愛しい人の腕の中で何度も上り詰めた。








〜そして次の日〜


「んっ...........」

喉の渇きを覚えて目を開けると、外はもう明るくなっていた。


「起きたのか?」

頭の上から声がして見上げると、私の髪で遊びながら私を見つめる信長様と目が合った。

「あ、信長様.....おはようございます。もう起きてたんですか?」

ちょっと前に寝たばかりなのに......

「ああ、貴様のイビキがうるさくてな」

「ええっ!ごめんなさいっ!」


「くくっ、冗談だ。貴様の愛らしい寝顔を見ていたら朝になっておっただけだ」

そう言うと、信長様は私の額に口づけを落とす。

「そ、そうですか........」(イビキじゃなくて良かった)

いつもサラッと照れる事を言う信長様の言葉に、私はただ顔を赤くするばかりだ。


「体は、辛くないか?」

無理をさせた自覚があるのだろうか?
信長様は私の背中に手を添えて、労りの言葉をかけてくれる。


「幸せの辛さですから、平気です」

寝不足で気怠さの残る体もまた、あなたにたくさん愛された証だと思うと幸せに満たされて行く。


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