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恋に落ちて 〜織田信長〜

第46章 二人の時間



「んっ、」

唇が性急に重ねられそのまま壁に押しやられた。

「はっ、ふっん、ん」

強引に口をこじ開けられ舌が入り込んだ。壁に阻まれて逃げられないまま角度を変えどんどん呼吸が奪われて行くのに、信長様は襦袢の紐も解いて私の体から着物を脱がし下に落とした。

「っ、んんっ、まっ、はっあ、」

「うるさい、黙れ」

ちゅくっと再び口を塞がれ舌を絡め取られる。

壁に裸で立ったまま押しやられ、激しく口付けられる。それだけでも頭が沸騰しそうに恥ずかしいのに、信長様の手は、追い打ちをかけるように両方の胸を荒々しく揉む。

「ふっ、んんっ」

どうして急にこんな

「そのまま耐えていろ」

「はっ、えっ?」

唇が漸く離れたと思えば、信長様は私を壁に押さえつけたまま、胸の頂を口に含んだ。

「っ、ぁん、んん」

両方の胸を、口と指が犯していく。すっかり立ち上がったそこは、押され、摘まれ、時に優しく吸われ、カリッと歯を立てて噛まれる。

「ひっ、うんっん、信長様?」

どうせなら、褥に連れて行って欲しい。
もう、膝がガクガクして立っていられない。

「だめだ、アヤ、耐えていろ」

私の願いを一蹴するかのように、信長様は無情にもそのままで行為を続ける。

手を下に滑らせると、足の間に手を入れ、クチュと割れ目に沿って指を動かし始めた。


「っあ、ん、むりです。お願い」

柱に手をかけ足先に力を入れて何とか耐えているけど、容赦なく続く胸と下半身への愛撫に体がガクガクと震えて今にも崩れそうだ。

「手伝ってやる」

そう言うと、信長様は再度私の口を強く押し付けるように塞ぎ、片手で胸を押し上げるように揉んだ。
力でおさえつけられ何とか浮いているような形の私に、信長様は割れ目に沿って動く手を止めて、プツリと指を挿入した。


「んんっ!」

どうして?

グチュグチュと、卑猥な音が響き出す。

「ふっ、んんんっ、んっ」

目を見開いて、涙を流しながら許して欲しいと頭を捩っているのに、口付けも、胸と下への動きも止まらない。

気が変になりそう。

「んっ、んんっ、」

指を二本に増やして更にグチュグチュと掻き混ぜながら、信長様の手の平にぷくりと主張するその蕾を同時に弄られた。

「っ、んんっああぁんっ」

目の前が真っ白になって、快感が体を突き抜けた。

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