第28章 団子より花
「あの、信長様、どうして帯を解いてるんですか?」
信長様が私の帯に手を掛け解いている。
「はっ、貴様は阿保か。しばらく俺は忙しい。貴様を抱くなら今しかない」
シュルリンっと帯は解かれ、勢いよく着物を開かれた。
「えっやっ、こんな明るい時間に?」
ジタバタと思考が追いつかず、開かれた着物を再び閉じて、裸を隠した。
「いい加減慣れろアヤ、貴様が足りんと言っておる。貴様の全てを今すぐに見せろ」
強引に着物の中に手を滑らせ、口づけられる。
「あっ、ん.....でも........こんな明るい所で見せるほどのものは.....んん」
「すぐに軍議に戻る。僅かな時間でも俺の中を貴様で満たしてくれ」
艶っぽい顔で見つめられ、ドクンと心臓が跳ねた。
「っ........でも、恥ずかしいから、あまり見ないで....下さい」
躊躇いながらも、着物を握る手を離した。
信長様は、今度はゆっくりと着物を開き、露わになった胸元に口づけた。
「アヤ、貴様のこの綺麗な肌に触れていいのは俺だけだ」
「っ.......」
信長様の顔があまりに綺麗で、恥ずかしさとドキドキで身体中が熱い。
「ふっ、真っ赤だな、だが、それ以上にしてやる」
「えっ?」
ニヤリと信長様は笑うと、私の脚を押し開いてその真ん中に顔を向けた。
「やっ、信長様っ、そこはダメ」
夜の薄暗い中だから、何とかいつも平気でいられたけど、流石に今は無理!隠そうと手を伸ばすけど、さらにグッと脚を持ち上げられてペロリと舐められた。
「やっ..あん」
もう恥ずかしくてたまらない。
「ふっ、言った通り更に赤くなったな」
嬉しそうにイタズラな笑みを浮かべる信長様。
「あっ、ん....お願い....恥ずかしすぎます........あっ、っ」
何を言っても聞く気はないとばかりに、ペチャピチャと音を立てながら舐めていく信長様。
時間がないと言っていたのに、指と舌で散々いかされ、思考も体もトロトロに蕩けてしまった。