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恋に落ちて 〜織田信長〜

第23章 満月の夜



「嫌だと言う割にこの様か、アヤ」

トンっと軽く指で押されるだけで、私の体は床に倒れた。

「っ、やだっ、来ないで」
逃げたいのに足に力が入らない。

「500年後の女も同じなのか、確かめさせろ」

「いやっ」

叫びも虚しく、帯を解かれて裂く様に袷を開かれた。

「見た目は、変わらぬが」

暴かれた私の裸をマジマジと見ながら、信長様が胸を掴み歯を立てる。

「痛いっ、やっ」
両手で信長様を押して、逃げようと試みる。

「威勢がいいなアヤ、はたしていつまでもつか」

狙った獲物をじわじわと追い詰める様に、信長様は私の両手首を片手で掴み私の頭の上に押し付けた。もう片方の手で胸を乱暴に掴んで舌を這わす。何度も何度も、執拗に舐めては先を吸い上げられた。

「っ、あっ」

嫌なのに、与えられる舌先の快楽に思わず声が漏れてしまう。

「上の感度は良さそうだな。下はどうだ」
私の脚を割って間に入ると、探るように、試す様に、信長様は指を秘部に擦りつけ、プツッと濡れ始めた箇所へ、少しだけ指を挿れた。

「いやっ、ん」

「良い反応だ、未通娘でないなら手加減する必要はなさそうだな」

月夜に照らされた信長様の顔は、この行為自体をゲームの様に楽しんでいるみたいだ。

「やっ、やめて」

ズブッと、容赦なく指が最後まで挿入された。

「あっ、」

グチュン、グチュンと、指が中を掻き回す。

「ダメっ、っ、あ、」
クイッと指を中で曲げて、敏感な部分を攻める様に上下に動かす。もう片方の手は胸を揉むことをやめず、尖ったその蕾に時折吸い付き舌を転がす。

「ひっ、ん、んんっ、ああっー」
弱いところを一度に責められ、背中を仰け反らせ大きく弧を描いて、私はあっけなく信長様の手にいかされてしまった。

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