第70章 じゃー 太宰さんの話
熱があがる
だけど言葉が止まらない。
···ぱちっ
「···太宰···さん···?」
私は目を覚ますと、
涙で濡れる太宰さんがいた
ぎょっ
「太宰さん?!大丈夫ですか!?」
「あー···なんだろね···」
きゅっ···
「あの···先程の返事をします」
「いいよ、何か無理に私の言い分だけ「私も貴方が好きです」
「えっ、今なんて···」
「だから····私も貴方が好きです」
むに~~··
「いひゃい」
夢じゃない。
現実だ
私の目の前にいる天音は本物···
「太宰さんは··自殺愛好家で色んな女性に手を差し伸べるし···でも皆と同じ「人を守る」って言う所に私は惹かれました。」